〜お米でたくさんの幸せを届ける〜

 米粉パンや米粉スイーツという言葉を聞いたり、目にしたりすることが増えていますね。日本では奈良時代に遣唐使によって中国の唐からお菓子が伝わり、米粉を使った揚げ煎餅のようなものが作られ、江戸時代には米粉を原料とした様々な和菓子が作られるようになりました。近年まで米粉は和菓子原料とされてきましたが、小麦粉の代わりに米粉を使っておいしいパンやケーキなどの洋菓子を作る技術が進み、今では伝統の米粉食品文化に加えてパンやケーキなどの新しい米粉食品文化が日本人の食生活をより豊かなものにしようとしています。

 また、米粉食品には小麦に特有のグルテンが含まれていないのでアレルギー発症が低く、お米に含まれるデンプンは小麦に含まれるデンプンに比べて膨潤度が高く水分を多く含んでいるので、もちもち感とともにしっとりとした柔らかな食感が楽しめます。

 日本の風土に合い、何千年も続く日本の食に欠かせないお米。環境面、食料自給率、食の安全性、日本農業の根幹、グルテンフリーという新しい食文化・・・、どの観点から考えてもお米はたくさんの人にますます幸せを届けられる穀物だと考えられます。

 食文化も米粒で食べるごはんからパン食へ移り変わり、多忙なライフスタイルへと変わっている現代であるからこそ、お米の新しい食の提案をしていきたいと考えています。生産者も消費者も、そして環境も、みんなが幸せになるお米・米粉食品をChi:no(チーノ)は提案し、笑顔をつなぐ架け橋となっていきたいと思います。

<プロフィール>

山形県庄内町(余目町)の米専業農家に生まれる。筑波大学第2学群農林学類卒。在学中同大学芸術専門学群にて写真を学ぶ。朝日新聞UNO女性写真大賞受賞。有楽町西武百貨店、名古屋パルコ、つくば美術館他で展覧会。国立環境研究所、(株)大塚カラー勤務を経て株式会社プラススクール取締役。

穀物検定協会米粉ケーキ・料理指導員取得、米粉の製粉技術とともに洋菓子・パンの製造を学ぶ。

2012年おこめかふぇChi:no(チーノ)開業。

2014年第1回米粉レシピコンテスト(特定非営利活動法人国内産米粉促進ネットワーク主催)に「恋する米粉和くっきー くちどけきなこ」を出品。 関東大会優秀賞、全国大会優秀賞、全国共済農業行動組合連合会会長賞を受賞。

(株)丸井柏マルイに常設出店している他、都内を中心にマルイ各店、京北スーパー、東急百貨店、ルミネ、お茶の水ソラシティなどにも出店(不定期)。2018年10月よりオーガニックスーパーマーケット「ビオ・セボン」の米粉スイーツ製造を担当。

 

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伊藤雅文

伊藤雅文

2014年頃から有機野菜の生産地が増え、販路の拡大のために有機農産物の卸会社京都ベジラボを設立しました。日本では有機食品マーケットが小さくわずか0.2パ-セントです。欧米なみに20〜30パ-セントまで市場が拡大し、一般の食品店に有機野菜が並び、消費者が手軽に有機野菜を買えるような市場づくりを目指しています。