京の伝統野菜「京都上賀茂産の賀茂なす」

大きくて丸く鈍く 紫紺色に輝く賀茂なすは、京の上賀茂にて昔から栽培されている京都の夏を彩る京野菜の代表です。

夏の野菜は太陽の恵みをいっぱいに受けて、つやつやとはちきれんばかりに育ちます。京都市内を流れる賀茂川の上流、上賀茂地域を中心に多く栽培されている京の伝統野菜の代表格「賀茂なす」は5月から7月にかけて収穫期を迎えます。

本場上賀茂の賀茂なすは、代々賀茂なすの栽培を受け継いでいる本物の賀茂なすと言える極上の伝統野菜です。

京都上賀茂産賀茂なすの栽培

 

賀茂なすと京都上賀茂神社とのかかわり

京の伝統野菜の一つ「賀茂なす」。その本場の賀茂なすの栽培を伝承している生産者のグループがおられます。

世界遺産に登録されている京都で最も古いとされている上賀茂神社に縁があり、3月中旬に豊作祈願、5月の葵祭で賀茂なすの奉納、8月に収穫感謝祭など、神社と連携して地元野菜の振興に貢献しています。その活動は、平成21年度地産地消優良活動表彰で農林水産大臣賞(地域振興部門)を受賞。

京都上賀茂神社と賀茂なす

若手農家が集まり研究会を作り賀茂なすの出荷を共同で上賀茂神社内で行っています。また、賀茂なすの種子保存も行っており種取りを毎年役回りで行い、京都上賀茂の伝統野菜の種を守り続けて地域の農業文化を今に伝えています。

食材としての賀茂なすの魅力

旬の賀茂なすは、京のおばんざいとしても人気が高く、その滑らかな肉質と食感から『なすの女王』とも呼ばれます。果肉はムッチリと厚く、舌にのせればトロリと滑るような感触と深い濃い味わいが特徴。また肉質がしまって密なため煮ても焼いても崩れません。

賀茂なすの田楽

肉厚な賀茂なすは、油との相性が良い。他のナスに比べ油を吸いすぎないため、素揚げして調理した方がより美味しく美しい紫色が引き立ちます。京都では白味噌がよく使われるため2色の田楽味噌で彩りを楽しめ意外と手軽に作れる「賀茂なすの味噌田楽」はどうでしょうか。

 

 

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ベジラボブログ編集部

ベジラボブログ編集部

京都にある野菜の卸会社「京都ベジラボ」のWEB担当者。こだわりの野菜の情報を発信していきます。野菜を食べて健康で元気になりましょう。